2018年にはASEAN最大規模に!? フィリピンのカジノ事情

フィリピンは、世界でも有数のマリン・リゾート観光地です。今回は、フィリピンの代表的なリゾート地、そして投資の検討にあたっても大きなトピックといえる「カジノ」という要素について見ていきましょう。

欧米、アジア諸国のリゾート客が増加するフィリピン

世界から熱い視線が注がれるフィリピンは、2014年の外国人入国者470万人、そのうち日本人は43万人です。

 

7100以上の島々からなり、美しいマリンビーチ、素晴らしいダイビングスポット、豊かな大自然がそのままの離島や遺跡など、多くの歴史的名勝をもつ世界有数のリゾート地です。

 

日本で有名なのは、成田から週5便出ている直行便で4時間という近さのセブ島ですが、それ以外にも世界的に有名なビーチリゾートやカジノがあります。欧米からのリゾート客に加えて、近隣のアジア諸国を中心に訪問者数が増加しています。

 

 

■セブ島

 

南北に細長いセブ本島を中心とした167の島々からなるセブ州。このエリアには近代的な施設が整ったリゾートが数多く存在し、フィリピンの屈指の避暑地として知られています。

 

セブ島の最も大きな特徴は、透明度の際立つ海と真っ白な砂浜。特にセブ市東部のマクタン島には、ホテルを始めとするリゾート施設が充実しており、スキューバダイビングやウインドサーフィン、パラセーリングなど数々のマリンスポーツが楽しめます。美しいコバルトブルーの海に、多彩なリゾートホテルで、ゆったりとした時間が過ごせます。

 

また、セブ島の中心セブ市は、マニラに次ぐ第2の都市です。また、セブ島はフィリピン最古の歴史を誇り、島内にはその歴史を物語る建物や記念碑が数多く残されています。

 

セブ市内観光では、スペイン統治時代の名残が残る建物をめぐると、マゼラン・クロスがあります。マゼランが世界一周航海の途中、1521年にフィリピン諸島に上陸しました。その際、地元の領主、王妃と400人ほどの住民がキリスト教の洗礼を受けたと言われています。

 

■ボホール島

 

セブ島のすぐ南隣の島、ボホール島は、美しいパウダーサンドのビーチがあり、沖合にはフィリピン有数のダイビングポイントがたくさんあります。

 

幻想的な景観を誇る「チョコレート・ヒル」では、円錐形の小さな山々が連なるその不思議な光景が、地球の神秘を感じさせます。また、体長約10㎝という世界最小のメガネザル「ターシャ」が人気です。

 

■ボラカイ島

 

世界のベストビーチに2年連続で選ばれたボラカイ島の最大の魅力は、さらさらで真っ白な砂浜が広がるホワイトビーチです。ボラカイからボートで3分のアリエルズ・ポイントは、クリフ(崖)ダイブができる大人気のスポットです。

 

プライベートビーチもあり、オシャレな高級リゾートホテルやレストランが立ち並ぶ贅沢で優雅なリゾートです。

空港からカジノエリアへ直結する高速道路計画も

■カジノ

 

マニラでは官民一体となって、カジノを始めとするエンターテインメントやホテルなど総合リゾート施設開発を行っています。その活動の一環として、2014年12月には、高級ホテル・レストランなどを擁する「City of Dreams Manila」が開業しました。観光地としての魅力が高まっていることから、さらなる発展が期待されています。

 

[図表]City of Dreams Manila

 

フィリピンは、ASEANで最大の「カジノ大国」になる見込みです。スイス金融大手クレディ・スイスは、同国カジノ産業の市場規模が2018年までに56億ドルを超えて、シンガポールを上回ると予想しているそうです。これは現地紙である「インクワイアラー」などが報じたニュースです。

 

クレディ・スイスによれば、フィリピンのカジノ産業は18年まで年平均28%の成長を維持する見通しであるということです。

 

フィリピンでは、カジノが盛んなマカオやシンガポール、マレーシアなどよりも人口が多い点が有利に働きます。また労働人口が年2%ずつ増加していますから、所得増で購買力が高まり、娯楽産業の規模が飛躍的に拡大していきます。

 

 

さらにASEAN域内において、2015年までフィリピン以外にカジノの開業が予定されていないのも追い風となっています。空港からカジノエリアまで直結する高速道路も完成予定です。

 

フィリピン政府は、観光振興や外貨獲得などを目的に、マニラ首都圏内にカジノを含む大型娯楽施設を集積する計画を進めています。フィリピン・アミューズメント・アンド・ゲーミング公社は、同国カジノ産業の規模が「2017年には100億ドルに達する」と強気に見ています。

本連載は、2016年2月27日刊行の書籍『億万長者になりたければ、フィリピン不動産を買いなさい』から抜粋したものです。その後の税制改正等、最新の内容には対応していない可能性もございますので、あらかじめご了承ください。

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連載「フィリピン不動産投資」が資産形成に最適な5つの理由

株式会社ハロハロホーム Founder

1979年、愛知県生まれ。大原簿記専門学校卒業後、アパレル会社での勤務をへて、2000年、同業種で独立。同年自社ブランドを立ち上げ、卸、直営店舗を展開。その後、海外生産拠点を背景にOEM事業を開始。2005年にフィリピンに行き、1人のタクシードライバーに人生の生き方を考えさせられ、同地にて為替&アテンドビジネスをはじめ、もともとの事業を売却。その後、2007年にコンサル会社、2009年にPR会社を設立。2010年にフィリピンでオフショアのシステム会社を経営するO氏と出会い、同年Hallohallo incの立上げに従事する。

2014年にHallohallo Home incを立ち上げ、Hallohallo Assets、System、Travel、WebTV、Design、Builder、Exercise、Life、School、Maintenance、Architect、Salon、Clinic、Spaやストリートチルドレン復学プログラム等、多くの新規事業をアライアンス事業として立ち上げる。

著者紹介

ハロハロホーム マニラ本社 Director

ハロハロホームは、フィリピンのメトロマニラ首都圏のビジネス中心地マカティ市に本社を構え、フィリピン不動産投資や、フィリピンの土地販売を手がける企業。賃貸仲介サイトの運営、不動産管理、メンテナンス、内装、転売のサポートなど、購入・管理・売却まですべて対応できる強みを持つ。

著者紹介

億万長者になりたければ、 フィリピン不動産を買いなさい

億万長者になりたければ、 フィリピン不動産を買いなさい

鈴木 廣政・渡辺 頼子

幻冬舎メディアコンサルティング

止まらない人口減少、オリンピック相場の反落、不動産市場の縮小――国内不動産暴落のXデーは、刻一刻と近付いています。これを裏付けるように、事実、家賃下落や空室率上昇などの問題は年々深刻化しているのです。そんな中で…

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