物件宣伝で最も有力なツール「ポータルサイト」の活用方法

前回は、効果的なインターネット広告の掲載方法について説明しました。今回は、情報をアピールするための最も有力なツール、ポータルサイトの活用方法を見ていきます。

公開した情報はその後の「コントロール」が不可欠

今回は、情報をアピールするための最も有力なツール、ポータルサイトの活用法について解説していきます。売却を依頼しようと目星を付けている会社が、ネット広告に対してどのようなアプローチを行っているか確認する際の指標にしてください。

 

ポータルサイトにはアクセス解析が付いています。これをしっかり読み込んで、物件情報に対して、どのようなレスポンスがあったかを確認し、物件情報をコントロールしていきます。

 

ほとんどの不動産会社では、ポータルサイトへの登録を事務員が担当しています。事務員は基本的に、「この物件を登録しておいて」と、営業マンが指示した通りに作業するだけです。しかし同じ情報を出すにしても、出し方次第でアクセスが変わってきます。

 

たとえば「健美家(不動産投資と収益物件の情報サイト)」でいえば、一覧表で物件がたくさん表示されますが、記号を付けて視覚的に目立つよう努力をします。また他の業者が登録しないような時間帯にアップして、トップに表示されるよう工夫することも可能です。こうした意識を持っているなら、有能な会社といえるでしょう。

 

漫然とポータルサイトに掲載されている物件というのは、存外多いものです。不動産投資家はまず新着コーナーをチェックします。どこをクリックしているかといえば、トップページの新着広告ばかりです。その購買行動を先読みして仕掛けるのです。

 

ポータルサイトはただ登録すればよいというものではありません。公開した情報はとくに、コントロールが必要不可欠なのです。

戦略の軌道修正は、売り出してから3カ月後に行う

売値の見直しは、売りに出してから3カ月で行います。これまで繰り返しお伝えしてきたように、売れない物件とは、そもそも値段が高い物件であることが多いためです。

 

ポータルサイトの掲載期間は、3カ月間が一般的です。期限が切れると自動で情報が落ちるシステムになっています。

 

その間、継続的に公開され続けると、「ずっと出ている物件」、もっといえば「売れない物件」という印象を与えてしまいます。昨今は売り出し期間に敏感な風潮がありますから、そのような印象を与えることは、高く売る上で大きなマイナス要因となります。

 

そもそも3カ月も経てば、誰もその物件にアクセスしなくなります。努力をしなければ、どんどん埋もれてしまうのです。広告を出している意味もありません。ですから見せ方は重要です。アクセスのあるうちは売りに出しますが、アクセス数が落ちてきたら完全に削除します。

 

削除した情報は簡単に再登録ができますから、出し入れを行って様子を見ます。そして反響を見ながら、値段の調整を掛けていきます。

本連載は、2015年10月26日刊行の書籍『万年赤字物件を驚異の高値で売る方法』から抜粋したものです。その後の税制改正等、最新の内容には対応していない可能性もございますので、あらかじめご了承ください。

富士企画株式会社 取締役兼営業部長

1972年、福岡県北九州市生まれ。デザイン学校を卒業後、住宅設備会社勤務を経て、不動産投資専門会社に入社。トップ営業マンとして、1,000件以上の物件売買に携わる。2012年、富士企画株式会社を設立。現在は、個人投資家向けに不動産投資のアドバイスや物件紹介、購入後のサポートを行っている。

著者紹介

連載万年赤字物件を高値で売る「知識とノウハウ」

万年赤字物件を 驚異の高値で売る方法

万年赤字物件を 驚異の高値で売る方法

新川 義忠

幻冬舎メディアコンサルティング

不動産投資ブームが過熱する中、多くのサラリーマン投資家が誕生しています。家賃収入で不労所得を得たい・・・皆、そんな夢を描いて収益不動産を購入するのですが、誰もが成功しているわけではありません。 そもそも、全国の…

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