資産防衛に不可欠な「ポートフォリオ」とは何か?

資産を防衛するためには、資産運用の「基本設計図」であるポートフォリオが重要です。今回は、資産防衛に必要な「ポートフォリオ」について見ていきます。

日本ではなじみの薄いポートフォリオ作成だが・・・

ここからは、資産を防衛するための「ポートフォリオ」をプランニングする方法を見ていきます。基本的なポートフォリオ組成の要点をまとめるために必要な基礎知識から、今後日本や世界に起こり得る経済のシナリオを考えながら、資産防衛するためのポートフォリオ組成法を見ていきます。

 

まずは「ポートフォリオを作る」という作業についてですが、日本人にはあまりなじみのない行為かもしれません。日本でも資産運用の相談に乗ってくれる「ファイナンシャル・プランナー」といった専門職がありますが、自分の財産をすべて相手に教えて、相談に乗ってもらうという行為が定着しているとは思えません。

資産家自身が「ポートフォリオ」を学ぶ必要がある

とりわけ富裕層の方々には、警戒感もあり、そう簡単に自分の資産を任せる、相談するといったことはあまり馴染みがないのかもしれません。海外では、「プライベートバンク」といった富裕層をターゲットにした専門のサービス・システムがあり、「コンシェルジュ」と呼ばれる専門家が資産運用をはじめとして様々なサービスを提供してくれる金融機関もあります。

 

プライベート・バンカーと呼ばれる専門知識を持ったプロが、超富裕層の資産内容をある程度把握して、代々にわたって資産を守ってくれるという仕組みができているのです。

 

しかしながら、日本ではまだプライベートバンクそのもののシステムが、規制の関係もあって定着していません。自分の資産全体を守るための「ポートフォリオ」を作るとしたら、最終的には自分自身でやるしかないといった現実があるといっても過言ではありません。

 

そういう意味では、資産家自身がポートフォリオ作成についてきちんと学ばなければなりません。特に、億単位の資産を保有する富裕層は、基礎的な知識から応用技術に至るまで、資産運用のスキルを身に付けておく必要があるのです。

 

そもそもポートフォリオは、資産運用の「基本設計図」です。基本設計図が間違っているとまともな家が建たないのと同じで、資産全体も脆弱なものになってしまいます。

本連載は、2014年4月30日刊行の書籍『ヘッジファンド×海外不動産で組む 鉄壁の資産防衛ポートフォリオ』から抜粋したものです。その後の税制改正等、最新の内容には対応していない可能性もございますので、あらかじめご了承ください。
本連載の記載の内容は情報の提供および学習を目的としたものであり、本連載を用いた運用は、必ずご自身の責任と判断によって行ってください。また、本連載の内容に関して運用した結果については、著者およびヘッジファンド証券株式会社、株式会社幻冬舎メディアコンサルティング、合同会社幻冬舎ゴールドオンラインはいかなる責任も負いかねます。また、本書に記載されている情報は2014 年4 月現在のものであり、今後変更されることがあります。

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ヘッジファンド証券株式会社 代表取締役

1979 年(昭和54 年)6 月、福島県伊達市生まれ。2002年(平成14 年)3 月に立教大学社会学部卒業後、KOBE証券(現インヴァスト証券)入社。主に中堅企業のオーナーなど富裕層をターゲットとした営業を展開。2009年(平成21 年)に独立後、投資事業組合を通じたヘッジファンド投資への募集を開始。2010 年(平成22 年)にUGS アセットマネジメント株式会社の代表取締役に就任し、富裕層に対するヘッジファンドの営業基盤を確立する。2013 年(平成25 年)8 月から現職。

著者紹介

ヘッジファンド×海外不動産で組む  鉄壁の資産防衛ポートフォリオ

ヘッジファンド×海外不動産で組む 鉄壁の資産防衛ポートフォリオ

植頭 隆道

幻冬舎メディアコンサルティング

相場の影響を最小限に抑え、どんなときでも一定の利益を狙える安定運用型のヘッジファンド。 所得税・地方税の節税効果が高く、投資効率も良い米国不動産。 本書ではこの2つを解説すると共に、投資家の属性別・将来のシナリオ…

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