不動産 海外不動産 国際資産分散
連載ハワイ不動産投資の新スタンダード「ホテルレジデンス」の魅力【第18回】

ハワイ不動産の売買契約締結から引渡しまでの流れとは?

ハワイ不動産エクスローインスペクション公証

ハワイ不動産の売買契約締結から引渡しまでの流れとは?

今回は、ハワイ不動産の売買契約締結から引き渡しまでの流れがテーマです。日本の不動産取引とは異なる手続きを中心に見ていきましょう。

「エクスロー」の利用でスムーズな引渡しを実現

前回はハワイにて物件を譲渡した場合に課税される譲渡税(Conveyance Tax)と、所有している際に納税が必要な固定資産税(Property Tax)について説明致しました。今回は、不動産取引の一連の流れの中で、日本とは異なる手続きについて見ていきましょう。

 

[PR]2017年1月14日(土)開催@幻冬舎
無料セミナー『ハワイ不動産投資「ホテルレジデンス」の魅力』

 

下記の図表は、契約からクロージング(引渡し)までのおおまかな流れです。

 

 

これらの中で、日本での不動産売買の流れには見られないものに、「エスクローアカウント作成」「インスペクション」「公証手続き」があります。

 

 

1.エスクローアカウントの作成

 

まずは、売買契約締結後のエスクローアカウント作成です。

 

日本では聞き慣れない言葉かもしれませんが、「エスクロー」とはハワイ州政府により不動産の証書受託業務を行うことを許された公正中立な第三者機関で、100年以上の歴史があるシステムです。

 

主な業務は、売り主と買い主の間に立ち、売買代金のやり取りや名義変更までの手続きを一括して行い、取引を監視することです。

 

エスクローの利用は、売り主・買い主双方にとってもメリットがあります。

 

買い主としては、登記や名義が変わっていないのに、先に売り主にお金が渡るのは不安ですが、買い主が送金したお金はエスクローにて保全され、名義が変わった後で初めて売り主にお金が支払われることになるため、安心です。また、売り主にとっても、お金を受領していないのに名義を変えられると不安ですが、エスクローに買い主のお金が入金されたことが判明すれば、安心して名義を変更できます。

 

そのため、ハワイの不動産取引ではエスクロー会社の利用が必須となり、売り主と買い主が直接的なやり取りをしないのが一般的です。

 

また、エスクロー会社が行う不動産取引、その他の業務は下記のように多岐に渡ります。

 

①売買に関連する必要経費の計算、支払業務

②売り主と買い主の間に生じる固定資産税や管理費などの清算

③不動産エージェントとの円滑なコミュニケーション

④弁護士へ不動産譲渡書類の作成依頼

⑤登記書類の作成から登記の実行、名義変更まで一切の手続き

 

売り主・買い主とは各不動産エージェントが手続きのサポートを行いますが、実は不動産取引の裏側では、スムーズにクロージングが迎えられるよう、エスクロー会社が様々な手続きを行っているのです。

公証手続きは日本国内でもハワイでも可能

2.インスペクション

 

ハワイではご契約からクロージングまでの不動産取引の中で、売買対象となる不動産に対して2つの検査を行います。一つは白蟻検査、そしてもう一つが物件の室内検査です。

 

ハワイではその気候や自然の豊かさから、日本と比べても、しばしば白蟻の被害に遭うことがあります。一般的に、最も被害を受けやすいのは木造建築物ですが、RC造のコンドミニアムでも、ドアのフレーム等の一部の木材に白蟻の被害が生じることもあるため、ホテルレジデンスや築年数の浅いコンドミニアムでも、検査を行うことは一般的です。

 

もう一つの物件の室内検査は、「ホームインスペクション」と呼ばれ、インスペクターという専門の検査員が、家の隅々まで物件全体のコンディションを調査します。一般的な契約書の内容では、このホームインスペクションにて買い主の予期しない不具合等が発見された場合、買い主側から売買のキャンセルを行うこともできます。

 

3.公証手続き

 

アメリカには、日本の様な住民票や印鑑証明書といった公的書類がありませんので、本人確認をするために、資格を有した公証人の面前での公証手続きが必要になります。

 

「公証」とは、権利証などの公的書類に署名をしたのが本人であることを証明・認証するための手続で、不動産の売買時には売主・買主ともに必要です。

 

[PR]2017年1月14日(土)開催@幻冬舎
無料セミナー『ハワイ不動産投資「ホテルレジデンス」の魅力』

 

日本国内の場合は「アメリカ大使館(または領事館)」、もしくは東京・神奈川・大阪の「公証役場」での公証が可能です。また、ハワイ現地でもエスクロー会社や銀行、弁護士事務所などで容易に公証ができるため、なかには、物件の引き渡しに合わせてハワイを訪れ、公証及び登記手続きを現地で完了し、登記日から購入した部屋を利用する購入者の方もいます。

谷貝 亮

Seven Signatures International アシスタントマネージャー

株式会社Seven Signatures International(セブン・シグネチャーズ・インターナショナル)は、Trump International Waikiki Beach Walk、The Ritz Carlton Residence Waikiki 等の日本正規販売代理店であり、ハワイのホテルレジデンス・高級コンドミニアムの販売に特化。東京・ハワイにそれぞれオフィスを構え、Trump25階には購入顧客専用のラウンジを設けている。顧客専用ラウンジでは、常駐のコンシェルジュがレストランやSPA、レンタカー等の予約手配を行い、よりハワイでの滞在が充実するよう各種サポートを行っている。
WEB サイト http://www.sevensignatures.com/

著者紹介

連載ハワイ不動産投資の新スタンダード「ホテルレジデンス」の魅力

海外不動産セミナーのご案内 参加無料 主催:カメハメハ倶楽部

ハワイ不動産投資の新スタンダード「ホテルレジデンス」の魅力

~自己使用に加え賃料収入を極大化する「ハイブリッド型」所有形態のメリットと、 ワイキキ周辺の最新開発プロジェクトの動向

講師 田村仁氏
日時 2017年01月14日(土)
内容

・ハワイ不動産の種類とそれぞれの特徴とは?

・「ホテルレジデンス」という所有形態が注目される理由

・最新のハワイ不動産市況

・ハワイ不動産の価値がなかなか下がらない理由

・タックスメリットから見るハワイ不動産の魅力とは?

・ワードビレッジ等を含むハワイの最新物件情報も公開

【コラム】ハワイ不動産投資の新標準「ホテルレジデンス」とは?

会場 幻冬舎本社ビル内 セミナー会場

Special Feature

2016.11

「法人保険」活用バイブル<書籍刊行>

決算対策、相続・事業承継、財産移転・・・企業とオーナー社長のさまざまな課題解決に、絶大な効果を発揮する「法人保険」の活用…

GGO編集部(保険取材班)

[連載]オーナー社長のための「法人保険」活用バイブル~決算対策編

【第19回】保険のための医的診査 結果が「少し悪い」ほうが社長が喜ぶ理由

GTAC(吉永 秀史)

[連載]法人保険を活用した資産移転の節税スキーム

【第15回】「逆ハーフタックスプラン」活用時の留意点

Seminar information

海外不動産セミナーのご案内

「ニューヨーク不動産」投資の最新事情

~世界の投資家が集まるニューヨークでの不動産投資とは?  現地日系の最大手不動産会社の担当者が語るNY不動産活用術

日時 2016年12月07日(水)
講師 川上恵里子

事業投資セミナーのご案内

いま最もアツい再生可能エネルギー「風力発電」投資を学ぶフェア

~2016年度の買取価格は55円。業界の最新事情と専門会社が取り扱う投資案件の実際

日時 2016年12月07日(水)
講師 近藤陽一

不動産活用セミナーのご案内

償却メリットを狙った「京都の町家」投資の魅力

~建物比率5割超&4年で減価償却も可能!独自の不動産マーケットを形成する京町家だから実現する投資法

日時 2016年12月10日(土)
講師 平野準

The Latest