米国不動産価格にも影響を及ぼす日本企業の動向とは?

前回は、ロサンゼルスを中心に発展を続けているカリフォルニア州を取り上げました。今回は、カリフォルニアのさらなる成長を促している日本企業の動きについて見ていきます。

日本企業によるメトロ車両の製造拠点が出現

カリフォルニア州の注目材料は、人口の増加だけではありません。日本企業による進出の動きが活発化しているのです。

 

カリフォルニア州の都市で今、ちょっと面白いと思えるのが、ロサンゼルスから直線にして約60㎞離れたところに位置するランカスターとパームデールです。いずれも、今までは軍需産業を中心とした街というイメージでした。そこに最近、興味深いニュースが飛び込んできたのです。

 

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それは、日本で電車の車両などを製造している近畿車輛という会社が、ランカスターとパームデールの境に60エーカーほどの土地を購入したというものです。これは、ロサンゼルスを走っているMTAというメトロ車両の製造拠点になることが計画されています。

 

製造拠点が造られるということは、そこに一定の雇用が生まれることを意味します。近畿車輛は、この60エーカーの土地に車両製造工場を造り、200~300人のホワイトカラーと、1500~2000人ほどのブルーカラーを雇用して、車両を製造します。これだけの雇用が生まれれば、カリフォルニア州の経済にとっては非常にプラスですし、さらに経済を成長させる原動力になります。

日本企業の米国進出は改めて積極的になっている!?

かつて日本企業は、1980年代のバブル期に、あり余った資金力をフル活用して、米国企業の買収攻勢をかけました。三菱地所によるロックフェラーセンターの買収や、ソニーによるコロンビア映画の買収など、大型買収が次々に行われ、一時は日本が米国をのみ込むのではないかとまでいわれたくらいです。

 

しかし、その後のバブル崩壊によって、日本企業による米国企業買収の多くが失敗に終わりました。ロサンゼルスのダウンタウンにあるツインビルなども、かつては日本の不動産会社である秀和の持ちものでしたが、バブル経済が破裂したことによって、米国からの撤退を余儀なくされました。秀和に限らず、バブル期に大挙して米国に上陸した日本企業の多くが、その後、米国から姿を消しました。

 

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しかし、最近の日本企業を見ていると、徐々に米国への進出なども含め、海外でのビジネスを積極的に展開しつつあるようです。こうした日本企業の動きは、進出先となる米国の不動産価格にも影響を及ぼすので、今後の動向は注意を払ってチェックしておきたいところです。

本連載は、2014年10月3日刊行の書籍『本命 米国不動産投資』から抜粋したものです。その後の税制改正等、最新の内容には対応していない可能性もございますので、あらかじめご了承ください。
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リーバンズコーポレーション 会長

1953年生まれ。米国在住35年。カリフォルニア州を拠点に保険・証券・不動産・ファイナンシャルアドバイザーとしてキャリアを積み、2002年、ロサンゼルス郊外のトーランスにリーバンズコーポレーションを設立。豊富な不動産の販売・仲介・管理実績を持ち、米国居住者以外の信託活用法など、不動産保有にかかる関連アドバイスにも強みがある。

著者紹介

連載米国不動産投資が「本命」といえる理由

本命 米国不動産投資

本命 米国不動産投資

ニック 市丸

幻冬舎メディアコンサルティング

成熟経済であり、人口も減少フェーズに入った日本では、国内市場のパイは縮小を続け、不動産マーケットの未来も決して明るくはない。さらに1000兆円を超える財政赤字、超高齢化社会における社会保障費の増大、特に富裕層をター…

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会場 幻冬舎本社ビル内 セミナー会場

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