住居選びの「必須条件」を満たした物件づくりの重要性

前回は、収益物件のリノベに「不動産情報ポータルサイト」を活用する方法を紹介しました。今回は、住居選びの「必須条件」を満たした物件づくりの重要性を見ていきます。

女性がターゲットなら「セキュリティ機能」が必須

賃貸住宅の経営戦略として「女性専用」をうたうことには、いろいろな意見がある。最初からターゲットを絞り込んでしまうと、結局は自分で自分の首をしめることになるという意見も頷けるし、いやいや東京の渋谷区のように女性、しかも独身女性の数が圧倒的に多いようなエリアでは、メリットが大きいという意見も間違ってはいないようだ。

 

それはさておき、専用とはいかないまでも、女性を意識した賃貸住宅にするなら、やはりそれなりの戦略が不可欠だ。

 

たとえばセキュリティ機能を完備した賃貸住宅をつくれば、自然に女性の単身者層にアピールできる。セキュリティの確保からいえば、管理人の常駐がのぞましいが、小規模な賃貸住宅で実現することはなかなか難しい。そこで頼りになるのがITを駆使したセキュリティ戦略だ。セキュリティ会社にマンション全体で加入し、防犯カメラを設置すれば、セキュリティはかなりアップする。

 

もちろんオートロックやTVモニタ付きインターホンといったベーシックな機能はお約束である。

 

 

 

 

「必須条件」をはずすと、成約率は極端におちる

ここまで紹介してきた単身者向けマンションの条件は、まさに基本中の基本だ。あなたがつくろうとする賃貸住宅のライバルも、当然、これらの必須ポイントを熟知している。

 

したがって、もしあなたの都合で、こうした必須ポイントをはずした賃貸住宅をつくったらどうなるか。結果はもうおわかりだろう。検索条件に合致しないあなたの物件は、最初の関門ともいえる大手ポータルサイトの段階で振り落とされる。いつまでたっても、借り手はあなたの物件にたどりつくことができないのだ。

 

これが現代の賃貸市場の現実だから、文句をいってもしかたがない。大家さんにできることは、入居者が気持ちよく暮らせることを第一に考えながら、その一方でひたすら大手不動産情報ポータルサイトの検索項目にひっかかりやすい物件を演出することだ。

 

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株式会社町田工務店 代表取締役社長

大阪市出身。高校卒業後、父親が創設した町田工務店に入社。昼間は現場で働き、夜は夜間の大学に通い建築を勉強しながら、一級建築士の資格を取得。平成3年町田工務店の社長に就任した際に、パートナーや回りの人たちの大切さを実感。以来、実際に住まわれるお客様の顔が見える仕事を一層大事にし、そんなお客様に喜んでいただけることを日々の仕事の励みや喜び、やりがいとする。
安心安全はあたりまえ。「大切な家族を育む家づくり」「人と地球にやさしい家づくり」「次世代へ引き継ぐ家づくり」。そんな『こだわりの暮らし』を追求する。

著者紹介

年収400万円でも大家さんになれる 工務店社長が教える5つの流儀

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町田 泰次

幻冬舎メディアコンサルティング

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