前回は、勉強をするうえで陥りがちな、「分からないことが分からない」という状態への対処法を取り上げました。今回は、受験勉強の合理的な進め方を見ていきます。

教科書の目次をさかのぼってでも、「苦手」を洗い出す

勉強の苦手な人が受験生向けの模試の結果だけを見ていても、弱点がすぐに見つかるものではありません。そこに書かれているのは、その受験生向けのテストで測られたことに対して、できた、できなかったという結果だけです。その模試以前のつまずきについては、やはり自分で見つけていくしかありません。教科書の目次をさかのぼってでも、苦手を洗い出していくことです。

 

シンプルに考えてください。中学英語の内容が理解できていないのに、大学入試の問題が解けるはずはないのです。シンプルに、着実に、でも急いですばやく進めていくことを意識しましょう。ほかの教科でも基本的には同じことです。

「小さく始める」ことで勉強習慣が身に付く

気をつけなければならないのは、最初から詰め込みすぎないこと。これまであまり勉強をする習慣がなかった人にとって、はじめのハードルは勉強を継続するということでしょう。習慣を身に付けるためのコツは、小さく始めることです。

 

とにかく始める、手当たり次第やる。そんなふうに取り組むのはやめましょう。気合いや根性に逃げる前に、成果を出すための取り組みを、合理的に真面目に考えるべきです。

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