FX投資の失敗事例③市場をチェックしていない間に大損失

今回は、市場をチェックしていない間に大損失した事例を見ていきます。※本連載は、オフィスミックスナッツ代表で現代ビジネス兵法研究会のメンバーの安恒理氏の著書、『図解 知識ゼロからはじめるFXの入門書』(ソシム)の中から一部を抜粋し、成功と失敗の事例から「負けないFXの投資法」を紹介します。

10日間の旅行中に「ギリシャ危機」でユーロが下落

FXではレバレッジを大きく設定しすぎて失敗するケースが多くあります。しかも値動きが激しいときに目を離してしまうと、大きな損失を出してしまうので注意が必要です。

 

Cさんもそんなひとりです。FXはわずか数秒、パソコンから目を離しただけで損失を生んでしまいますが、Cさんは約定したまま、10日以上も放置してしまいました。

 

2010年1月、正月明けのシーズンオフにドイツとその周辺国に旅行に出かけました。ユーロは旅行出発の直前まで緩やかに上昇して、評価益(未確定の利益のこと)もあったため油断してしまったとCさんは振り返ります。

 

旅行前に1ユーロ=132円ほどで20万ユーロを買ったCさんは、旅行先のドイツへ携帯端末を持参し、為替の動向に注意するつもりでした。しかし、当時はまだ電波状況もよくなく、つい確認を怠ってしまいました。

 

旅行中の1月12日、ギリシャ危機でギリシャ国債の格付けが引き下げられたと報じられました。その影響によってユーロは下落。Cさんは、ユーロが下落したことをニュースで知って、慌てて売り決済しました。

 

しかし、すべてを127円ほどで売却したものの、200万円ほどの証拠金は半分以下にまで目減りしてしまいました。

ユーロを買う場合は、EU構成国の政治状況等にも留意

[図表]海外で為替をチェックせずに大損失のCさん

 

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連載成功・失敗パターンから学ぶ「負けないFXの投資法」

オフィスミックスナッツ代表
現代ビジネス兵法研究会 

1959年、福岡県生まれ。慶應義塾大学文学部国文学科卒業。出版社に勤務。月刊誌の編集に携わった後、ライターとして独立。マネー誌への執筆を中心に、投資、ビジネス、歴史、スポーツ、サブカルチャーなど幅広い分野で執筆活動を行う。主な著書に『いちばんカンタン!株の超入門書』、『いちばんカンタン!FXの超入門書』(高橋書店)、『図でわかる株のチャート入門』(フォレスト出版)、『「孫子兵法」のことがマンガで3時間でマスターできる本』(共著、明日香出版社)ほか多数。

著者紹介

図解 知識ゼロからはじめる FXの入門書

図解 知識ゼロからはじめる FXの入門書

安恒 理

ソシム株式会社

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