多忙な経営者が「西郷隆盛」の生きざま、死にざまを描いた理由

~著者インタビュー

Sponsored
幻冬舎ルネッサンス新社
多忙な経営者が「西郷隆盛」の生きざま、死にざまを描いた理由

今回は、多忙な経営者が「西郷隆盛」の生きざま、死にざまを描いた理由を、インタビュー形式で探ります。※本連載では、毎回ひとつの事例をあげ、なぜ人々は本を出すのか、そして、本を出すことでどんなドラマが生まれるのかを探っていきます。

偉人の事実と事績を広く知ってもらいたい――

みのござく氏は大阪で経営をする傍ら、筆をとり続けてきた作家である。著書『義の人 西郷隆盛 誠の人 山田方谷』を執筆された経緯を聞いてみた。

 

――出版をされたきっかけや目的は何ですか?

 

江戸末期の哲学者佐藤一斎(著者の出身地・美濃岩村藩の儒者)の本『人間佐藤一斎の悩み』を出版したあと、一斎の弟子たちについて調査研究をしたところ、一番かつ真の弟子は西郷隆盛と山田方谷であるという確信がわいてきたので、その事実と事績とを広く知ってもらいたいと思いました。

 

――ご出版前後の変化はありましたか?

 

たまたまNHKの大河ドラマで『西郷どん』が放映されることとなって、友人知人家族の者も、今後は大ヒット間違いないと激励してくれているし、自分もそう願っているところです。

 

――出版社、編集者とのやりとりで印象深かったことはありますか。

 

出版社、編集者の方では、本の販売、営業面で大変自信を持っておられることを知り、非常に心強く思いました。また編集過程で、著者の細かい息づかいのような点を十分に尊重してもらえて大変良かったです。今後とも大変お世話になりますので、よろしくお願いします。

 

 

――自著のご紹介をお願いします。

 

この『義の人 西郷隆盛 誠の人 山田方谷』においては、あくまでも、隆盛・方谷とも、佐藤一斎の訓えを自分のものとして、天の道(正義)や人の道(誠実)を貫いて生きたということにこだわって、ストーリーを展開しました。そして話が発展するごとに、自分だったらどうしただろうか、と自己におきかえて思いを致すということが多かったです。

 

――最後にメッセージをお願いします。

 

これまでも隆盛や方谷の本や物語が多数出ていますが、そうした過去の人物の見方にとらわれることなく、独自に人物像を描いたつもりです。また、いずれも現代という視点を加味して、それなりの批判も多少混ぜましたので、ぜひ一読していただきたいと思います。

 

 

みのござく 著

『義の人 西郷隆盛 誠の人 山田方谷』

 

 

ワシントンの民主政治を理想としながら、正義と天命に生きた隆盛。
貧しい人々の格差是正のため、至誠を貫いた方谷。
同じ師・佐藤一斎の教えを受けた、対照的な二人の生きざま。

ワシントンの民主政治を理想としながら、正義と天命に生きた隆盛。貧しい人々の格差是正のため、至誠を貫いた方谷。同じ師・佐藤一斎の教えを受けた、対照的な二人の生きざま。西郷らの生きざま、死にざまを探る。

 

TOPへ