テクニカル分析における「3つのアプローチ」とは?

今回は、テクニカル分析で使用する「3つの指標」とは何かを説明します。※本連載は、外為オンラインのシニアアナリストである佐藤正和氏の著書、『チャートがしっかり読めるようになるFX入門』(翔泳社)の中から一部を抜粋し、「為替チャート」を使いこなして資産を増やすFX投資術を紹介します。

プロと対等な立場で値動き予測ができるテクニカル分析

為替レートの値動きを示した「チャート」は世界中の投資家が実際に売買した結果できたもので、「チャートにはすべての情報が織り込まれている」といわれます。

 

過去の値動きは誰でも見ることができるものなので、プロとまったく対等な立場で個人投資家も値動き予測できるのがテクニカル分析の優れた点です。そんなテクニカル分析には3つの種類があります。

 

ひとつは為替レートがどの方向に向かっているかを探る「トレンド系指標」です。FX取引の基本はトレンドフォローですから、大切なトレンドの方向性や強さ、変動率などを教えてくれるトレンド系指標は最も重要なテクニカルツールです。

 

上昇・下落の転換点を教えてくれる「オシレーター系」

一方、為替レートはトレンドに沿って動くものの、永遠に上昇や下落が続くわけではなく、必ず、どこかで反転します。そうした転換点を教えてくれるのが「オシレーター系」と呼ばれる指標です。

 

オシレーターは英語で「振り子」を意味しており、多くは決められたレンジの中を動きます。その上下動で相場の勢いや過熱感(取引状況が妥当かどうか)を判断します。ダマシも多いので、かならずトレンド系指標と組み合わせて、トレンドの勢いや値動きの強弱を測るために使いましょう。

 

3つ目のアプローチは「値幅予測」で、過去に値動きした値幅などから今後どれぐらいまで相場が動きそうかを予測するもの。相場の大局を分析したり、未来の動きを予測するのにたいへん役立ちます。

 

[図表]テクニカル指標には3つのアプローチがある

 

※本書の出版にあたっては正確な記述につとめましたが、著者や出版社などのいずれも、本書の内容に対してなんらかの保証をするものではありません。
※本書に記載されている情報は2016年10月執筆時点のものです。

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連載「為替チャート」を使いこなして資産を増やすFX投資術

外為オンライン シニアアナリスト

外為オンライン・シニアアナリスト 邦銀を経て、パリバ銀行(現BNP パリバ銀行)入行。インターバンクチーフディーラー、資金部長、シニアマネージャーなどを歴任。通算30年以上為替の世界に携わっている。

著者紹介

チャートがしっかり読めるようになるFX入門

チャートがしっかり読めるようになるFX入門

佐藤 正和

翔泳社

【本書のポイント】 ●わかりやすいのに本格派の内容なのでじっくり学びたい人に最適 ●初心者がマスターしたいチャートの読み方が充実 ●読みっぱなしで終わらないために厳選した練習問題を掲載 ●口座開設と取引方法のイロハ…

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