医療・介護従事者が「挫折」を仕事の糧にするには?

前回は、医療・介護従事者に必要な「患者・利用者」と向き合う姿勢について取り上げました。今回は、医療・介護従事者が「挫折」を仕事の糧にする方法を見ていきます。

挫折に立ち向かう瞬間こそ、医療者の真価が問われる

先輩や上司に叱られたり、患者さんとのコミュニケーションが上手くいかない。そんなとき誰しも落ち込みます。もちろん私もその一人です。

 

もしかすると、一日寝たら忘れてしまう人もいるかもしれません。自分という存在に迷いを感じてしまう人もいるはずです。

 

しかしその挫折ともいえる経験にどう立ち向かうか。その瞬間こそ、一人の医療者としての真価が問われるのです。

信念に向かって突き進む「パッション」が重要

これまで紹介してきた私を突き動かしてくれた先生方も、初めからエリート街道を歩んできたわけではなく、皆さんと同じように挫折も経験してきたはずです。

 

ではなぜ、彼らは周りから一目置かれるように花を開かせることができたのか。彼らに共通しているのはパッション(情熱)です。それぞれ自分の信念、自分の道を持っていて、それに向かって突き進むパッションを持っているのです。

 

どんなに苦しい出来事に直面し、最初に思い描いていた世界と違っていても、置かれた場所でどう花開くか、どう道を切り拓くかを考え実践してきた方たちなのです。もちろん自分自身だけの力ではないかもしれません。思わぬところで、思わぬ人から求められることもあったはずですが、それでいて「自分はこれをやるんだ」というものを見つけて、貫いてきた方ばかりです。

 

挫折があったって、思いどおりにいかないことがあってもいいのです。今自分がどうなりたいか、どうしたいか、それを忘れない限り、必ずどこかに自分が花開ける場所はあるのです。

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連載医療・介護従事者が「仕事を辞めたくなったとき」の処方箋

医療法人真正会・社会福祉法人真寿会 理事長

昭和31年生まれ。帝京大学医学部卒業。埼玉医科大学病院での研修後、医療法人真正会霞ヶ関中央病院に入職。
同医局長を経て霞ヶ関南病院病院長に就任。現在に至る。
主な社会活動として、全国デイ・ケア協会会長、日本リハビリテーション病院・施設協会副会長、埼玉県地域リハビリテーション推進協議会会長。
また帝京大学医学部・兵庫県立大学大学院・埼玉県立大学・目白大学等で講師を務める。厚生労働省社会保障審議会介護保険部会臨時委員も歴任。
これまでの著書に『ケアマネジメントと組織運営』(メヂカルフレンド社)、『主治医意見書のポイント』(社会保険研究所)、『ケアプランの上手な立て方』(日本実業出版)等がある。
医師、日本リハ医学会認定臨床医、認知症サポート医、社会医学系専門医・指導医。趣味はゴルフ、海外旅行、風景写真、水彩画等。

著者紹介

医療・介護に携わる君たちへ

医療・介護に携わる君たちへ

斉藤 正身

幻冬舎メディアコンサルティング

悩める医療・介護従事者たちへ、 スタッフ900人超を抱える医療・社会福祉法人の理事長が送る 「心のモヤモヤ」を吹き飛ばすメッセージ! 日々、頑張っているつもりだけどなぜか満たされない、このままでいいのかと不安にな…

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