FX取引の基本手法「トレンドフォロー」とは?

今回は、FX取引の基本手法といえる「トレンドフォロー」について見ていきます。※本連載は、外為オンラインのシニアアナリストである佐藤正和氏の著書、『チャートがしっかり読めるようになるFX入門』(翔泳社)の中から一部を抜粋し、「為替チャート」を使いこなして資産を増やすFX投資術を紹介します。

上昇トレンドが明確なときは「買いで勝負」が基本

値動きの中にトレンドを見つけて、それに沿って取引することを「トレンドフォロー」といいます。

 

上昇トレンドが明確なときは買いで勝負するのが基本になります。最も一般的なのは、上昇トレンドが小休止していったん下落したあと再上昇に転じたところで買う取引です。上昇が小休止することを投資用語では「押し目」といい、そこで買う取引は「押し目買い」と呼ばれます。

 

むろん、上昇トレンドが加速して勢いよく高値を更新する動きに便乗した「追随買い」も有効です。ただ、こちらは急上昇中に買うことになるので、その後、急落して思わぬ高値づかみになるリスクもあります。また、上昇トレンドでは原則として新規売りの取引は控えます。

下降トレンドが明確なら「戻り売り」「追随売り」が有効

一方、下降トレンドが明確なときは、下落が小休止して反転上昇したあと再び下落に転じたところを狙う「戻り売り」、下降トレンドが加速して急落が始まった瞬間に便乗する「追随売り」が有効です。

 

上昇トレンドがじわじわ上がることが多いのに対し、下降トレンドは短期間のうちに急激に下落することが多いので、初心者には見極めが難しいかもしれません。ただ、いっきに大きく下がるので、予想が当たれば利益も大きくなります。

 

横ばいトレンドではレンジの高値近辺から下落したら売り、安値近辺から反発上昇したら買い、という取引で臨みます。為替レートが横ばい相場の高値を超えて勢いよく上昇したら追随買い、安値を割り込んで下落したら追随売りも有効です。

 

[図表]トレンドに応じた売買戦略の立て方

※本書の出版にあたっては正確な記述につとめましたが、著者や出版社などのいずれも、本書の内容に対してなんらかの保証をするものではありません。
※本書に記載されている情報は2016年10月執筆時点のものです。

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連載「為替チャート」を使いこなして資産を増やすFX投資術

外為オンライン シニアアナリスト

外為オンライン・シニアアナリスト 邦銀を経て、パリバ銀行(現BNP パリバ銀行)入行。インターバンクチーフディーラー、資金部長、シニアマネージャーなどを歴任。通算30年以上為替の世界に携わっている。

著者紹介

チャートがしっかり読めるようになるFX入門

チャートがしっかり読めるようになるFX入門

佐藤 正和

翔泳社

【本書のポイント】 ●わかりやすいのに本格派の内容なのでじっくり学びたい人に最適 ●初心者がマスターしたいチャートの読み方が充実 ●読みっぱなしで終わらないために厳選した練習問題を掲載 ●口座開設と取引方法のイロハ…

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