水道光熱費、交際費・・・バリ島のヴィラ経営に必要な経費の実例

前回、バリ島のヴィラを「短期レンタル」で運営する際に必要な経費の概要を説明しました。今回も引き続き、短期レンタルで運営する発生する経費の内訳について、具体的な数字を挙げながらご紹介していきましょう。

ヴィラの水道光熱費、アメニティ代等の目安とは?

 前回に引き続き、バリ島のヴィラ運営にかかる経費について、いくつか例を挙げて解説ていきましょう。

 

●電気代

 

ヴィラで電気代がかかるのが、エアコン、プール、温水ヒーターですが、これは利用者のエアコンの使い方によって差が出ます。自宅では節約を意識して、小まめに入切する人でも、ヴィラでは無頓着になる人も少なくありません。帰宅時に部屋を涼しくしておきたいために、つけっぱなしで外出する利用者も多く、部屋数が多いと結構な金額になるのです。

 

無駄がないようにスタッフに心がけさせてはいるものの、あまりやりすぎて宿泊客が不快に思えばクレームの原因になりますし、予約サイトのレビューに書かれるのも厄介なので、さじ加減は難しいところです。なお電気代は日本と比べて20~30%安価です。

 

●水道代

 

バリ島のヴィラの多くは井戸があり、井戸ならお金はかかりません。水道と併用しているヴィラもありますが、水道代はかなり安いので気にする必要はないでしょう。

 

●ガス代

 

バリ島で「ガス」といえば、プロパンです。ガスがなくなった際、ガス会社に電話をして供給してもらうヴィラと、ガスボンベを持っていき、注入してもらう必要があるヴィラがあります。このガスボンベがまた結構重いのですが、インドネシア人は大人二人でバイクに乗り、人と人の間に寝かせて運びます。ガスを使うのは料理くらいなので、費用はそれほどかかりません。毎日料理をしても、1ヶ月170,000Rp程度。宿泊客は外食する人が多いので、負担は少ないです。

 

●アメニティ代

 

シャンプー、石鹸、洗剤、トイレットペーパーなどが、1ヶ月約200,000Rpです。

 

●ランドリー代

 

1ヶ月約300,000Rpほどです。シーツはプレスが必要で、洗濯機では洗えないため、ランドリーの会社に依頼します。

バリ版の自治会「バンジャール」への支払いも必要

●WIFI

 

バリ島のインターネット事情は非常に悪いです。国営の会社が一番安いため、弊社ではなるべくこの会社を使うようにしていますが、使えない地域もあり、また、度々繋がらなくなります。宿泊客から「何とかしてくれ」と言われても、どうしようもありません。

 

使い放題だと1ヶ月350,000Rp、ケーブルテレビと一緒だと500,000Rp。国営の会社は安いのですが対応が遅く、申し込んでから1ヶ月以上も放置されることも珍しくありません。だから、街中でこの会社の車を街で見つけたとき、お金を渡して、直接来てもらうように交渉します。民間の会社は国営と比べると、対応も繋がりもマシですが、使い放題プランがありません。当然、使い切れば買い足す必要がありますが、動画を見るとすぐ10GBくらいなくなってしまいます。このプルサーが費用は、16GBで約650,000Rp。

 

●プール管理費

 

メンテナンス費用として、1ヶ月約800,000~1,200,000Rpです。


 

●交際費

 

バンジャールに払う費用は地域によって異なりますが、サヌールでは1ヶ月250,000Rp。バンジャールとは、街よりも小さい単位で、日本の自治会のようなものです。そのエリアの住民は、建築、結婚などの許可をバンジャールから取る必要があり、お祭りなど、多くことをバンジャールが仕切っています。バンジャールの権限は強いため、逆らうとそこの街に住むことは難しくなります。この費用は日本の自治会費みたいなものですが、支払いが毎月か、年に1度かなど、地域によっても違いがあります。

 

●修理・修繕費

 

バリ島の設備は性能が悪いものが多いため、修理の発生は頻繁です。多いのはポンプ、配管、蛇口などの水回りで、新築物件でも壊れることがあります。目立たない箇所なので、無名のメーカーや中古など、安く済ませているケースがあるため、故障も多いのです。後々余計な手間をかけるくらいなら、それなりにお金がかかってもまともな設備を入れたほうがいいでしょう。人件費が安いので、そこまで高額になることはありません。

本連載は、株式会社IINの代表取締役・三浦純健氏のブログ(https://ameblo.jp/baliclub/)から転載・再編集したものです。
その後の税制改正等、最新の内容には対応していない可能性もございますので、あらかじめご了承ください。

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連載日本人のためのインドネシア「バリ島」不動産投資入門

株式会社IIN Indonesia Investment Net 代表

国内ではホテル11軒、雑貨製作販売、家庭教師派遣、おもちゃのECビジネスなど
8社を経営し、バリ島では不動産事業を行っている。
投資においては、ホテル、貸ビル、駐車場、太陽光発電、バリ島のヴィラなど
複数の不動産を所有し、株式やFX、事業投資の経験も豊富。

大学卒業後、野村證券に入社。
24歳で学習塾などを起業し、事業は成功するものの会社を乗っ取りで失う。
その後、政治家を目指し、衆議院議員秘書になるが、議員の選挙落選で無職になる。
再び起業し、5年間で生徒数1000人を超える規模にし、不動産投資、ネットビジネスなどで、
グループ年商40億円となる。
しかし、保証人となった友人の会社の倒産、さらに詐欺に遭い、すべてを失い、数億円の借金を負う。

それから8年。バリ島での不動産とホテル事業で復活する。

将来は、数え切れない失敗をしながら復活した経験を元に、若者の起業や事業再生のお手伝い、
また子ども好きなことから、子どものための事業をやりたいと考えている。

「バリ島投資のメリットは収益性もありますが、単純に楽しいです。
リスクが取れる人、遊び心がある人には向いています。きっと若い頃のワクワク感を味わっていただけるでしょう。」

著者紹介

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