急騰するビットコイン価格 株式市場に及ぼす影響とは?

今回は、急騰するビットコイン価格が株式市場に及ぼす影響について考察します。※本連載は、足立公認会計士事務所代表・足立武志氏、フェアトレード株式会社代表取締役・西村剛氏、フェアトレード株式会社調査本部アナリスト・田村祐一氏監修のMOOK、『勝ち組だけが知っている! 株暴騰の法則』(スタンダーズ株式会社)より一部を抜粋し、株式市場において実際に株価を動かしたと考えられる「テーマ」を取り上げ、解説していきます。

16年成立の改正資金決済法が定義した「仮想通貨」

前回の続きです。日本においては14年にマウントゴックスという取引所が破たんしたことで、ビットコインに対するマイナスイメージがつきまとっていました。

 

しかし、16年成立の改正資金決済法では仮想通貨の定義が行われ、17年7月からはビットコイン取得時の消費税が非課税になるなど、法整備も進んできました。その流れが、前述の1年足らずでの急騰を招いたと考えられます。今後、国や銀行などの大企業の参入が進むと、ビットコインの信用もさらに高まるでしょう。

 

さらに、日常生活でビットコインを利用する動きも加速するものと思われます。すでに家電量販店でビットコインを使った支払いに対応するなど、動きも出てきています。

ビットコインに関わる会社の株価は軒並み上昇

約900兆円の金市場に対し、ビットコイン市場は約4000億円。市場規模にはまだ差があります。しかし、ビットコイン市場はこれからどこまで成長するか、誰にもわかりません。つまり、成長する余地は無限にある、ともいえます。

 

ビットコインの取引所を運営する会社と業務提携を結んだり、ビットコインの決済サービスを立ち上げたりした会社の株は軒並み上昇しています。ビットコインの価格が高値を取り続ける限り、そうした会社の利益も増え、株価にも影響を及ぼすと考えられます。

 

 過去のデータ 

 

VOYGEGROUPはビットコイン取引所大手、bitFlyerと提携し上昇。リミックスポイントは航空会社やホテルなどとのビットコイン決済提携で話題に。

 

[図表1]VOYAGEGROUP(3688)

 

 

[図表2]リミックスポイント(3825)

 

 

 関連用語 

ブロックチェーン

情報が正しいことを複数のコンピューターでお互いに確認しあうことで信頼度を高める技術。ビットコインの根幹技術のひとつ。ブロックチェーン関連銘柄もビットコイン同様、注目されている。

本連載は、一般的な株式分析の手法などを紹介することを目的に発行しています。投資を促したり、特定のサービスへの勧誘を目的としたものではございません。また、投資にはリスクがあります。投資はリスクを十分に考慮し、読者の判断で行ってください。なお、監修者、執筆者、製作者、スタンダーズ株式会社、幻冬舎グループは、本連載の情報によって生じた一切の損害の責任を負いません。

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連載株式市場を動かす「テーマ」を知る…勝ち組だけが知っている株暴騰の法則より

足立公認会計士事務所 代表
公認会計士

公認会計士としての視点を生かした決算書の読み方や投資に役立つ決算書の活用法に詳しい。著書も多数。

著者紹介

フェアトレード株式会社 代表取締役

機関投資家出身で統計データを重視。株-1グランドチャンピオン大会では+150%以上の利益を出し三連覇。

著者紹介

フェアトレード株式会社 調査本部アナリスト

統計データを重視したシステムトレードとファンダメンタルを組み合わせて銘柄分析を行う。

著者紹介

勝ち組だけが知っている! 株暴騰の法則

勝ち組だけが知っている! 株暴騰の法則

足立 武志,西村 剛,田村 祐一

スタンダーズ株式会社

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