駅の再開発により「賃貸需要の伸びが見込めるエリア」とは?

前回は、人口動態から見る「賃貸併用住宅」のエリア選びを取り上げました。今回は、駅の再開発により「賃貸需要の伸びが見込めるエリア」を紹介します。

リニア中央新幹線の開業で注目が集まる「品川駅」

前回の続きです。

 

JR東日本では1日平均乗車人員の上位100駅を毎年公開しています。そのデータを、2015年度と2010年度で比べると、各駅の1日平均乗車人員の伸び率が分かります。上位50位までを例にそれをはじき出すと、東京駅や品川駅は全体平均が5%程度の伸びの中、10%以上の伸びを見せ、際立っているのです。

 

東京は丸の内や大手町でビルの建て替えが進み、ビジネス拠点として生まれ変わりつつあります。駅をはさんで反対側の八重洲でも大型の再開発が計画されていますから、今後ますます成長する拠点です。

 

品川駅は海側の港南口での開発は一段落しましたが、今後は都心側の高輪口に注目が集まります。駅前を走る幹線道路の上に人工地盤を渡す計画が浮上してきたため、再開発に向けた新しい動きも期待できます。しかも、今後は田町駅との間に新駅が開業し、その駅前には新しい市街地が整備される見通しです。2027年には品川駅と名古屋駅との間を結ぶリニア中央新幹線が開業の予定で、拠点性はますます高まる見通しです。

2020年、2027年に再開発が予定されている「渋谷駅」

このほかでは、渋谷駅も有望株です。1日平均乗車人員の伸びは2010年度比で8%近いマイナスという状況ですが、ここでは今、駅の再整備をはじめ、駅を中心とする再開発計画が目白押しです。2020年と2027年という大きく二つの節目で様変わりする見通しです。それらが完成すれば、駅の利用者もまた伸びていくと考えられます。

 

ビジネス拠点として今後成長が見込めるということは、そこに通勤する人も増えていくということです。東京駅、品川駅、渋谷駅、これらのターミナルを通るJRや私鉄の沿線には、賃貸需要の伸びが見込めるでしょう。

本連載は、2017年8月25日刊行の書籍『絶対おトク!賃貸併用で実現する0円マイホーム』から抜粋したものです。その後の税制改正等、最新の内容には対応していない可能性もございますので、あらかじめご了承ください。

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連載失敗しない「賃貸併用住宅」における立地選びの極意

株式会社フューチャー・クリエーションズ 代表取締役

マンションリフォーム関連の会社で経営に携わり、共同経営者とともに4年で従業員260名の企業へ育て上げる。その後、不動産投資の株式会社フューチャー・クリエーションズを立ち上げ、代表取締役に就任。住宅と投資用、双方の不動産を知り尽くすエキスパート。
豊かな未来を創造することを理念に掲げ、収益不動産の売買を通して投資家をはじめとする全てのステークホルダーの豊かな未来創造に奔走している。

著者紹介

絶対おトク!賃貸併用で実現する0円マイホーム

絶対おトク!賃貸併用で実現する0円マイホーム

金子 征司

幻冬舎メディアコンサルティング

賃貸併用住宅は、マイホームの一部を賃貸用の部屋にして、家主が自宅として住みながらも家賃収入を得られる「働くマイホーム」です。しっかりと賃貸管理を行って家賃を確保できれば、住宅ローンの返済を毎月ゼロ円に抑えること…

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