資産運用のリスクを軽減する「分散投資」の基本とは?

前回は、資産形成の実現に不可欠な「投資商品」の基礎知識について取り上げました。今回は、資産運用のリスクを軽減する「分散投資」の基本について見ていきます。

「全ての卵を1つのバスケットに入れるな」

前回の続きです。

 

次に、資産運用では「分散投資」を心がけることが大事になります。

 

投資に関してよく知られている格言に「全ての卵を1つのバスケットに入れるな」という言葉があります。

 

持っている卵を全て1つのカゴに入れたままの状態で地面に落としてしまうと、中に入っている卵は1つ残らず割れてしまいます。

 

資産運用に関しても同じようなことが起こりえます。全財産を1つの投資商品で運用していたら、たとえば預貯金全額でA社の株式を購入していたとしたら、A社が倒産してしまったような場合には株価が暴落し、全財産を失うことにもなりかねません。

資産は商品・期間・場所を分散して投資を

このような最悪の事態を避けるために、資産を分散して、特定の金融商品の持つリスクを軽減し、リターンを安定させることを図る資産運用の手段が分散投資です。

 

主な分散投資の態様としては、以下のような「金融商品の分散」「期間の分散」「場所の分散」などがあげられます。

 

●金融商品の分散

様々なタイプの金融商品に投資したり、同じタイプの金融商品でもいくつかの選択肢がある場合、それらの中から複数を選んで組み合わせる。

 

●期間の分散

一度に全資金を投資するのではなく、例えば1カ月単位で5万円ずつ購入していくというように時期をずらして資金を投入する。

 

●場所の分散

国内だけでなく海外の投資商品にも投資するなど複数の国家や地域に資産を分散して保有する。

 

[図表]分散投資によりリスクを分散できる

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連載安定的に高利回りが狙える「不動産ファンド」の見極め方

LCパートナーズ 代表取締役・最高投資責任者(CIO)
ロジコム 取締役
LCレンディング 取締役 

University College London(ロンドン大学)卒業、建築経済・経営学修士(MSc)取得。一級建築士。不動産投資に10年以上携わった後、大手シンクタンクにて不動産投資分野における調査分析のコンサルティング業務を経験。その後、独立系不動産アセットマネジメント会社の最大手であったダヴィンチ・アドバイザーズにおいて、私募ファンドやリートの新規上場、また不動産関係企業投資などで中心的な役割を果たした。2009年にLCパートナーズを立ち上げ代表取締役兼最高投資責任者(CIO)に就任。

著者紹介

ローリスクで年利7% 1万円から始める不動産ファンド投資

ローリスクで年利7% 1万円から始める不動産ファンド投資

小山 努

幻冬舎メディアコンサルティング

投資で資産を増やさなければ、将来の見通しが立たない――。 一般のサラリーマンの間でも、企業や社会保障に頼らずに資産をつくるしかないと、「貯蓄から投資へ」向かう傾向が強まっています。 本書では、理想先な投資先とし…

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