ベトナム・ホーチミンでは現在、土地価格の上昇が続き、場所によっては東京の高級エリアをしのぐエリアもあるほどです。また、商業施設の出店も相次ぎ、ベトナム人の旺盛な消費行動によって支えられています。今回は、そんなベトナムの最新事情を見ていきます。

一部の通りは「東京の高級エリア」を凌ぐ価格に

全国63省・市の通り7万本の地価データを提供するガックバン社の最新調査によると、2017年1月~7月の半年間で、ホーチミンの土地価格が約80%上昇している事が明らかになりました。

 

主な上昇の例は下記です。

 

・グエンシエウ通り・・・ ㎡単価が約105万円 ⇒ 約190万円(約80%)の上昇

・ドンコイ通り・・・・・ ㎡単価が約500万円 ⇒ 約800万円(約60%)の上昇

・ハムギー通り・・・・・ ㎡単価が約280万円 ⇒ 約500万円(約80%)の上昇

 

高い上昇率であるうえに、一部の通りは東京の高級エリアを凌ぐ価格となってきていることもわかります。

 

 

コンドミニアムの価格はまだまだ割安な水準ですが、土地価格の上昇は今後、不動産価格に織り込まれる可能性が高いので、数年後の値上がりが楽しみです。

商業施設開業時の盛況に見る、これから数十年の可能性

ベトナム第一の商業都市ホーチミン市には商業施設の出店が相次いでいます。9月9日にスウェーデンの衣料品小売大手の「H&M(ヘネス・アンド・マウリッツ)」のベトナム1号店が営業を開始しました。場所はホーチミン市の中央部ドンコイ通りのビンコムセンター内です。

 

地元のニュースは開業当時のことを次のように報じています。

 

「開店は11時の予定だったが、前日の午前10時ごろから開店を待つ若者たちが行列をなした。9月9日の8時の時点で約4000人が並んでいた。ドンコイ通りの銀行に勤務する女性(25)は、H&Mの製品をいち早く手にしたいとの思いから、同日午前5時から並んだという。」

 

ベトナムには、海外ブランドの製品をいち早く手にしたいとの気持ちを持った若者が溢れています。1年前に「高島屋」がオープンしたときもそうでしたし、スペインのアパレルメーカー「ZARA」がベトナム1号店を開業したときも同様に盛況でした。

 

 

新しいものに飛びつくベトナム人のエネルギーこそが、ベトナム経済成長の証ともいえるでしょう。これらの行列を見ると、この国の、これから数十年の大きな可能性を感じます。

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