今回は、飲食店が融資を受けるために必要な「知事推薦書」の取得方法や、融資決定までの流れについて説明します。※本連載では、一般社団法人コンブリオの監事・引地修一氏の著書『飲食店開業のための 公的融資獲得 完全マニュアル』(TAC出版)から一部を抜粋し、飲食業が利用できる「創業融資」の種類と特徴を解説します。

300万円以上の融資を受けるには「知事推薦書」が必要

「一般貸付(生活衛生貸付)」を利用する場合で、申込み額が300万円以上の申し込みをする場合には生活衛生営業指導センターが発行する知事の推薦書等を取得し、これを融資申込書に添えて提出しなければなりません。

 

ただし、申込み額が300万円未満の場合には、同センターの推薦書は不要となります。

 

[図表1]知事推薦書取得のための必要書類の例(東京都の場合)

 

推薦書の交付=融資の決定ではない

[図表2]日本政策金融公庫(生活衛生資金貸付)融資の手続きの流れ

 

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    本連載は、2014年7月1日刊行の書籍『飲食店開業のための 公的融資獲得 完全マニュアル』(TAC出版)から抜粋したものです。稀にその後の税制改正等、最新の内容には一部対応していない場合もございますので、あらかじめご了承ください。

    飲食店開業のための 公的融資獲得 完全マニュアル

    飲食店開業のための 公的融資獲得 完全マニュアル

    引地 修一

    TAC出版

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