家賃収入と売買差益・・・不動産投資で「利益」を得る仕組み

前回は、資産運用のリスクを下げる「投資先・投資商品」の選び方を取り上げました。今回は、不動産投資の基礎知識として「利益」を得る仕組みを見ていきます。

収益源は「家賃収入」「売買差益」の二つ

まずは一般的な不動産投資全般について説明していきましょう。

 

不動産投資は家賃収入と売買差益のどちらか、もしくは両方から利益を得る投資です。

 

①家賃収入

 

所有する不動産を住まいやオフィスなどとして貸し出すことで、賃料を得ることができます。毎月の賃料が不動産の所有者である投資家の手元に入ります。賃料収入は「インカムゲイン」ともいわれます。

 

②売買差益

 

所有する不動産を売れば、売却額が投資家の手元に残ります。不動産の市況は変動するので、安い時期に購入して高く売却することができれば、その差額を得ることができます。こうした売買によって得られる収入は、「キャピタルゲイン」ともいわれます。

一般の投資家は家賃収入で利益を上げることを目標に

バブル期のように、物件価格が短期間で大きく上昇する時期には売買差益を得やすくなります。しかし通常、売買で利益を上げるためには物件を相場より安く購入することが必須なので、相場感が優れていないと簡単にはできません。「たまたま購入した時期がよかったため、売却時に利益が出た」ということはありますが、狙って利益を出すことはプロの不動産事業者でも容易ではないのです。

 

そのため、勤務医を含む一般の投資家は家賃収入、つまり「インカムゲイン」で利益を上げることを目標とすべきです。こちらは最低限の基本的な知識と、パートナーとなる適切な不動産事業者の存在という条件が揃えば、実現できます。

本連載は、2016年8月10日刊行の書籍『医師のための 新築ワンルームマンション投資の教科書』から抜粋したものです。その後の税制改正等、最新の内容には対応していない可能性もございますので、あらかじめご了承ください。

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連載多忙な医師のための「新築ワンルームマンション投資術」

株式会社For Realize 代表取締役

1974年生まれ。大学卒業後、一部上場不動産会社10年間勤務。 その後、マンションデベロッパーで取締役を務め、2011年株式会社For Realizeを設立して代表取締役に就任。 これまでに扱った不動産取引は数千件以上。 自身でも収益不動産を数多く所有し、マンション経営を行っている。

著者紹介

医師のための新築ワンルーム マンション投資の教科書

医師のための新築ワンルーム マンション投資の教科書

岸 洋嗣

幻冬舎メディアコンサルティング

高齢化や医師不足によりハードワークを強いられる現代の医師。寝る間も削り働く現状では資産形成など二の次という人が少なくない。しかし、かつては預けるだけで資産形成ができていた預貯金も、超低金利と進むインフレ、そして…

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