農業投資価格による課税価格の「申告書」への記入例

今回は、農業投資価格による課税価格の「申告書」への記入例を見ていきます。※本連載は、税理士の松本 繁雄氏の著書、『相続・贈与の実務 法務から税務対策まで』(経済法令)の中から一部を抜粋し、相続税額の計算方法や、相続税申告書の作成方法などをご紹介します。

相続税課税価格の合計額の計算式

(1)通常価額による課税価格

 

①各人の課税価格

各人の課税価格は、次表のとおりです。

 

[図表1]申告書第1表⑥・第11表

 

②課税価格の合計額

農業投資価格による課税価格の申告書への記入例

(2)農業投資価格による課税価格(申告書第3表⑥)

 

①花子

29,864千円+68,800千円+6,400千円+32,500千円+37,500千円-1,900千円=173,164千円

 

②一郎

12,600千円+20,050千円+3,500千円+22,500千円-24,300千円+20,000千円=54,350千円

 

③課税価格の合計額

 

[図表2]申告書第3表

 

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連載事例で学ぶ相続税額の計算&相続税の申告手続き

昭和30年早稲田大学政治経済学部卒業。
農林中央金庫勤務を経て、昭和50年税理士試験合格、税理士登録。

著者紹介

相続・贈与の実務 法務から税務対策まで

相続・贈与の実務 法務から税務対策まで

松本 繁雄

経済法令研究会

相続税は、平成27年度の税制改正に伴う、納税者の大幅増加と租税回避への動向に効果的に対応する観点から、平成29年度の改正では、①相続税・贈与税の納税義務の見直し、②財産(土地、株式等)の評価方法の適正化、③物納…

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