工務店の社長が自著で「不動産投資」のノウハウを明かした理由

今回は、異色経歴の現役大家が「不動産投資のノウハウ本」を書いた理由を見ていきましょう。※本連載では、毎回ひとつの事例をあげ、今なぜ社長作家が激増しているのか、そして、本を出すことでどんなドラマが生まれるのかを探っていきます。

きっかけは、「知人」への不動産投資のアドバイス

世の多くの企業経営者は、それぞれの内に人生や経営における哲学、そして社会を強く生きる流儀を秘めているものだ。それだけに、日々多くの人から「その話、いろんな人に聞かせてほしい」「本になったら読みたい」そういった要望が寄せられることも少なくない。

 

株式会社町田工務店代表の町田泰次氏もその一人である。町田氏は工務店の社長を務める傍ら、自身も不動産投資を行うという異色経歴の現役大家でもある。

 

町田氏は元々、自分の将来や人生設計のために不動産投資による資産形成を始めた。しかし思うがままやっていくうちに、気づけば複数の投資用物件を運用するまでになっていた。

 

もちろん、そうなるまでには数々の悩みと挑戦、そして失敗を重ねてきた。しかし、だからこそ自らの中に成功の方程式=『流儀』を確立することができた。以来、その流儀に則り、運用をしていくことで順調に運用を続けているという。

 

 

そんな町田氏が本を執筆することになったのには、とあるきっかけがあった。

 

ある日、知り合いと投資用不動産の運用について話をしていたとき、自身の『流儀』をもとにアドバイスをしたときのことだ。

 

「そんな話が聞きたかったんです」

「本にすれば、絶対多くの人が喜びますよ」

 

相手が発したこの言葉にハッとした。

 

「そうか、自分の体験がだれかの役に立つのか」

 

書籍の出版を決意した瞬間だった。

 

2017年に入ってから、不動産市況は日々目まぐるしく変化している。そんな時代にあって、成功のための心構えを説く本書は、類書ともまた違う魅力があると読者からも評判だ。

 

町田氏の書籍は今も広く書店で展開されている。

 

事業を軌道に乗せ、確立すること。それは経営者にとっては必要不可欠なことである。そこからさらに一歩踏み出すとすれば、それは『自分が生きた証を、教訓として人に伝えていくこと』なのかもしれない。

 

 

町田泰次 著

『年収400万円でも大家さんになれる 工務店社長が教える5つの流儀』

 

 

資産形成の方法として特に不動産投資は安定性もあり人気だ。だが、ハードルが高く手が出ない…特にサラリーマンなどは、失敗もできないため二の足を踏む人も多いだろう。

本作はそんな、サラリーマンにこそ知って欲しい資産形成の本質と、なかなか知ることができない大家業の楽しみ、そして成功のためのたった5つの流儀を知らしめる書籍である。

決して難しいことではない。発想を変え、知識を身につけ、パートナーを見つけて着実に実践することで道は開かれる。本書がその第一歩となればこれ以上ない幸いである。

 

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連載いま激増する「社長作家」――その実像を探る

幻冬舎ルネッサンス新社 代表取締役社長

企画編集室・室長を経て現職。代表取締役となった現在も、毎月10冊以上の書籍編集に携わる。手がけるジャンルはノウハウ書、旅行記、写真集、絵本など幅広いが、特に得意としているのは小説と自叙伝。著者の出版目的を満たすことを重要視し、書き手と細かく議論を重ねる編集スタイルが特徴。これまで多数の重版実績を持つ。

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