紫外線や食習慣は「緑内障」のリスクを高める要因となるか?

前回に引き続き、緑内障に関する疑問をQ&Aで見ていきましょう。今回は、緑内障のリスクを高める要因について探ります。

紫外線が緑内障のリスクを高めるというデータはない

Q:光が差し込む施設の中で働いています。吹き抜けでガラス張りの天井、床も壁も真っ白で光の反射が激しく、目がとても辛く、細めてしまいます。紫外線に毎日さらされていると、緑内障等になるリスクは高まりますか?

 

A:基本的には緑内障のリスクはあまり増えることはないと思いますが、紫外線にあたりすぎると翼状片など眼表面の病気のリスクが高くなったり、白内障の発症リスクになったりします。ただし何時間以上あたると発症するなどという正確なデータはありません。

緑内障進行を予防する唯一の方法は、眼圧を下げること

Q:緑内障を予防する生活習慣や食習慣はありますか?

 

A:緑内障進行を予防する唯一の方法は、眼圧を下げることです。食事については、現在研究が進んでいるところです。

 

Q:数年前、コンタクトを作るため目の奥を診てもらったときに、緑内障のような白っぽい部分があると言われましたが、はっきりわかりませんでした。視力の低下はありませんが、緑内障でしょうか?

 

A:おそらく視神経乳頭陥凹でしょう。視神経は正常でも、緑内障などの視神経が障害される病気ではこのへこみが大きくなり、眼底写真などを撮影するとへこんだ部分が白く見えます。緑内障の自覚症状は、かなり進んだ段階でないと出ません。

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連載早期治療が必要不可欠――「緑内障」に関するQ&A

日本眼科学会認定眼科専門医
指導医 

1998年名古屋大学医学部卒業後、社会保険中京病院に勤務。
2000年、社会保険中京病院眼科医員。
2005年ハーバード大学 Massachusetts Eyeand Ear Infirmary 留学。2006年、イリノイ大学眼科留学。2012年慶應義塾大学医学部大学院卒業博士号取得。同年、岐阜赤十字病院眼科主任部長、名古屋アイクリニック角膜・眼表面担当医に就任。白内障、レーシック、フェイキックIOLから角膜移植術、角膜クロスリンキング、眼瞼手術など最先端の手術をマルチにこなす。2011年~2015年までの手術実績約3700眼。
慶應義塾大学医学部 眼科学教室 非常勤講師。
大連医科大学客員教授。
中華人民共和国 非常勤医師免許取得。
ICLインストラクター。
トラベクトームインストラクター。

著者紹介

目の悩み・疑問がスッキリ解決する500のQ&A

目の悩み・疑問がスッキリ解決する500のQ&A

小島 隆司

幻冬舎メディアコンサルティング

「白内障の手術受けるべき?」「目がかすんで見えるけど、これって病気?」ウェブ上の「眼科相談室」には、毎日全国の方々からたくさんの悩みが寄せられています。著者は、約10年間にわたって約6000件以上の質問に丁寧に答え…

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