前回に引き続き、女性が安心して利用できる「コインランドリー店」の作り方を説明します。今回は、「トイレ」の設置について解説します。

子連れのお客様から「トイレ設置」の要望が・・・

前回の続きです。子どもが一緒に来るとなると、トイレが必須です。子どもは大人ほどトイレを我慢することができません。キッズスペースで遊んでいても、突然トイレに行きたいと言い出すこともあります。

 

コインランドリー事業をはじめた当初、トイレを設置していませんでした。そのときはたびたび駐車場で用を足す人がいて困ったものでした。

 

そんなときに子連れのお客様から「トイレをつくってほしい」という要望をいただきました。駐車場で用を足されるくらいなら、ましてお客様のためになるならトイレをつくったほうがいい。そう思い2号店からトイレをつくることにしました。

防犯上、店内のトイレの配置には注意が必要

ただし、トイレの中は店内においても死角となるので、防犯上その配置には注意が必要です。基本的に入口の近くで外からも出入りが見えるようにします。キッズスペースにしてもトイレにしても、ほとんどのコインランドリーの専門家は否定的です。おもちゃが散らばったり、汚れたりしてメンテナンスや掃除が面倒だからです。

 

しかし、それはあくまでオーナーやフランチャイザーの都合です。女性をはじめとするお客様目線に立てば必須なのです。

 

皆さんはキッズスペースとトイレがあるお店とないお店ではどちらに行きたいと思いますか? 答えははっきりしているはずです。

 

また、メンテナンスや掃除に関しての心配は無用です。そのためにこのあと説明するインストラクターが毎日来るからです。

 

小さな子どもは洗濯が終わるのをじっと待っていられない。しかしキッ
ズスペースがあれば、待ち時間に退屈して大騒ぎする心配がない
小さな子どもは洗濯が終わるのをじっと待っていられない。しかしキッズスペースがあれば、待ち時間に退屈して大騒ぎする心配がない

本連載は、2017年6月19日刊行の書籍『年商1200万円以上稼ぐ! 失敗しないコインランドリー経営』から抜粋したものです。その後の税制改正等、最新の内容には対応していない可能性もございますので、あらかじめご了承ください。

年商1200万円以上稼ぐ! 失敗しないコインランドリー経営

年商1200万円以上稼ぐ! 失敗しないコインランドリー経営

岡山 一夫

幻冬舎メディアコンサルティング

近年、土地活用や副業として、コインランドリー経営を始める人が増えています。 しかしその一方で、競争が激しくなったために閉店に追い込まれるケースも少なくありません。 これまで105店舗ものコインランドリーを手掛け…

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