今回は、不動産投資の融資を「メガバンク」から受けるメリットを見ていきます。※本連載は、現役医師でありながら、不動産投資家として6棟、195戸の不動産を所有する、本間けい氏の著書、『激務の現役医師が実践 レバレッジ不動産投資 自由になるための最速メソッド』(サンライズパブリッシング)の中から一部を抜粋し、現在の財産や技術、社会的信用という自己資本に、不動産投資という他人資本を注入して、経済的自由を手に入れる方法についてご紹介します。

金融機関は「メガバンクが融資=属性が良い」と判断

意外に思うかもしれないが、どの金融機関から最初に融資を受けるかというのも、案外重要なポイントだ。結論から言うと、「金利が安いメガバンクから先に借りよう」ということになる。

 

金融機関の立場からすると、「大手都市銀行から融資が下りている投資家」というのは、思った以上にインパクトがある。担当者の思考回路としては、

 

うわっ、この人、都銀から融資が出てる。やるな!

優良な投資家だろう。属性が良いのかな?

ってことは安全そうだから、うちも貸すぞ!

 

という順序で展開することだろう。

悪条件で融資を受けると、他から融資が引きづらく…

「メガバンクが融資している、優良な投資家」という称号が、地銀での融資に一役買ってくれる。

 

一部金融機関には、融資が緩いことで有名な銀行があるのだが、そういったところに高金利で融資を受けている場合は、「高い金利でしか融資を受けられない投資家」というレッテルを貼られる可能性は高い。さらに、そういった金融機関は、法定耐用年数オーバーで融資を出したり、重量鉄骨造やRC造であれば、積算評価が低くても融資を出してしまうので、こういうところから悪条件で融資を受けていることが明るみになれば、他からは融資が引きづらくなり、規模拡大の足を引っ張る。

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