本連載は、激安自販機を展開する株式会社サンエイの代表取締役、松岡祥一氏の著書、『たった3台の中古自販機から年商30億円企業に! 100円玉で人生の「放浪者」から「成功者」になった私の転身術』(合同フォレスト)の中から一部を抜粋し、成功する経営者の行動学について説明します。

かの「松下幸之助」も運を大切にした一人

私が尊敬する人物に、一代でパナソニックを築き上げた松下幸之助さんがいます。

 

松下幸之助さんは、社員を雇うときの面接で、「自分は運がいいと思うか」とたずね、「運がいい」と答えた人だけ採用したそうですが、この話を聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。私も人からよく「運がいいね」と言われますし、自分でもそう思っています。

 

「運」というと、非科学的なものだと思われがちです。会社経営のような、現実的な判断が必要なことに「運を持ち込むなんて、とんでもない」と考える人もいるかもしれません。

 

でも、私が知る、数多くの成功者と呼ばれる人たちは、一人の例外もなく「運」を大切にしています。

「自分は運がいい」と答える人は謙虚!?

私がこれまで出会ってきた、自分で「運がいい」という人たちには、共通する三つの特徴があります。

 

まず、「運がいい」と考える人は、「自分の力や努力だけで、人生がうまくいっている」とは思っていません。そのため、常に謙虚で、いろいろな人の意見に耳を傾けます。

 

次に、「人に恵まれている」と感じているので、感謝の気持ちを忘れません。

 

そして、これが最も大切なことなのですが、「人の役に立つことが、自分の運にプラスになる」と知っています。ですから、積極的にまわりの人の手助けをします。

 

運というのは、「黄色い財布を持つと、お金が貯まる」といった、おまじないのようなものでも、予想もしないときに気まぐれにやってくる不確かなものでもありません。私は、あなたがどこの国に生まれ、どんな家庭に育ったかなど、変えようのないことは運だとは思っていません。

 

運は、後天的なもので、いくらでも自分でよくすることができるものです。そして、運は夢を叶えるためには、欠かせない要素の一つなのです。

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    松岡 祥一

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