次回開催に生かすための「研修アンケート」の使い方

前回は、参加者を的確にゴールに導く「研修資料」の作り方を紹介しました。今回は、次回開催に生かすための「研修アンケート」の使い方を見ていきます。

参加者の満足度とその理由を調べ、次の研修へ活かす

アンケートは、参加者の満足度を測定するために作成します。満足したかどうかとその理由を吸い上げて、次の研修に活かしていかなくてはならないからです。満足度の確認の評価は5段階にすることをお勧めしています。例えば、3段階だとバラツキが出ないからです。

 

また、満足度を聞くだけでなく、レベル2・レベル3につながる問いがあればなお良いでしょう。対象者がアンケートを記入することで、大きな気づきを得ることも期待できます。

アンケートの取りっぱなしはNG 必ず活用を

アンケートは前年度や他研修と比較するための社内のデータベースとして使うことも可能です。データベースとして蓄積していく場合は、アンケート項目の一部を共通化しておくとよいでしょう。「前回の研修より満足度が低いのはどうしてか」、「昨年より今年の新人の満足度が高いのはなぜだろう」といった項目毎の比較などの分析ができます。

 

アンケートは取りっぱなしにするのではなく、必ず集計し、活用しましょう。アンケート評価の活用方法までデザインすることがIDなのです。

 

[図表1]アンケートのサンプル その1

 

[図表2]アンケートのサンプル その2

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サンライトヒューマンTDMC株式会社 代表取締役

熊本大学大学院 教授システム学専攻 非常勤講師。薬剤師、修士(教授システム学)。 HPIやIDを軸とした企業内教育のコンサルティングやファシリテーション、インストラクショナルデザイナーやインストラクターを育成する資格講座の運営を行っている。 IDの実践方法を提供してきた会社は60社以上、3000名を超える。

著者紹介

魔法の人材教育

魔法の人材教育

森田 晃子

幻冬舎メディアコンサルティング

社員が思うように育たない――そう嘆く人材教育担当者の声をしばしば耳にします。たとえば、多くの企業では階層別研修などの「企業内研修」を実施していますが、これらの研修は厳密な効果測定が難しいうえに、受講者からは「知…

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