今回は、補助金の審査項目「事業の収益性」を説明する際のポイントを見ていきます。※本連載は、福井泰代氏が代表取締役を務める「株式会社ナビット」が運営するWEBサイト、「助成金なう」のブログから一部を抜粋し、助成金・補助金に関する疑問や、専門用語をQ&A方式でわかりやすく紹介いたします。

顧客は誰か、どの市場で勝負するのかを明確に

多くの補助金の申請書類では、「本当に売れるのか」という疑問にこたえることは非常に重要です。そのためには、顧客は誰なのか、どの市場で勝負していくのかを明確にすることで、商品・サービスに対して具体的な需要があることを表明しなければなりません。

 

例えば、新たな商品を既存市場に投入するケースを考えてみます。すでにルートがあって、お客のニーズから新たな新製品を開発した場合、売れる数の見込みもある程度立てられるでしょう。

ルートのある他社と連携することも検討

しかし、まったくルートがないところで、思いつきで製品を開発しても、それをどうやって売っていくのかわかりません。売上の見込みが立たなければ、収益を確保することは難しいでしょう。限られた条件の中で、収益性の見通しを立てるにはどうしたらよいでしょうか。ルートのある他社と連携することも一つの選択でしょう。

 

確度の高い、売れる見込みを立てること、これこそ「事業の収益性」にほかなりません。

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